ウェールズの国立美術館の館長であり、社会的地位や美貌、全てを持っている主人公デラが、謎の美青年との情事によって美術界の闇に巻き込まれていく様を描く、アート・クライム・サスペンス!
ウェールズの国立美術館を舞台に、美術界の闇を描いたアート・クライム・サスペンス。暗く危険な雰囲気の中、スリリングな展開が繰り広げられる紆余曲折するストーリー。そして、第1話を見ただけではまったく想像できない、衝撃の結末が待ち受ける…!
主人公デラは美しい妻であり、2人の子供の愛情深い母親でもあるが、さらにウェールズ国立美術館の館長に就任したばかりで、人生は順風満帆。唯一の不満は夫とのSEXと不登校の娘ぐらいだった。
新館長就任式の日、デラは息子のダニエルからカレブを紹介される。ミステリアスでハンサムな彼に魅了されたデラは、彼と不倫関係になってしまう…。しかし、デラはすぐにカレブとの関係に不吉な予感を覚える。カレブの抱えている過去とは?彼の本当の目的は何なのか?
その背後には、デラの両親に関わる過去、そしてウェールズの美術界が絡んだ大きな秘密が隠されていた…
ドラマはウェールズにあるカーディフ国立博物館で撮影され、国立博物館内やルノアール、レンブラントといった有名な芸術品が楽しめるのも本作の魅力の1つである。
また、脚本はBAFTAを受賞した作家・脚本家でありシンガーソングライターでもあるフラー・ダフィッドが担当している。また主演のニア・ロバーツは「もう一人のバーナビー警部」「ヒンターランド」「ドクター・フー」等数々のドラマ・映画に出演しており、「ロンドン警視庁コリン・サットンの事件簿」などの英国で大ヒットしたドラマの監督を務めるマーク・エヴァンスの妻でもある。
制作:2021年 ウェールズ/尺:約60分×全6話/字幕版・原語:ウェールズ語 原題:The Museum
監督:リス・ポーイス、リス・カーター 脚本:フラー・ダフィッド
主演:ニア・ロバーツ(デラ)、ステファン・セニドー(カレブ)ほか
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