イタリアの作家マウリツィオ・デ・ジョバンニの大人気警察小説をドラマ化!
ナポリでも治安最悪の地区「ピッツォファルコーネ」を管轄する警察署で、汚職により捜査課に大量欠員が発生。腕利きだが問題のある警官たちが各地から送りこまれ、捜査チームが結成される!
個性豊かな“落ちこぼれ”刑事たちが、ナポリで続発する事件に挑んでいく!
2017年からイタリアの公共放送局RAIで放送され、高視聴率を獲得し、現在も継続中の人気クライムミステリー!
ヨーロッパで最も成功した作家の一人であるマウリツィオ・デ・ジョバンニのベストセラー小説が原作。
不祥事で解体寸前となったピッツォファルコーネの警察署に、問題を抱えた警官たちが最後のチャンスを得て集められた。個性豊かで複雑な背景を持つ落ちこぼれ刑事たちは、それぞれが過去に問題を抱えながらも、チームとして成長し、力を合わせて難事件に挑む!
ある朝、シチリア出身のジュゼッペ・ロヤコーノ警部は直属の上司からピッツォファルコーネ署への異動を告げられる。そこは前任者たちの不祥事を受け、年末に閉鎖されることが決定している署だった。残務処理のためだけに集められたメンバーは、各署からやっかい払いされてきた“落ちこぼれ”だ。お坊ちゃま育ちでレーサー気取りの自称・特別捜査官に、尋問中に容疑者を絞め殺しかけた巡査長、署内で発砲騒ぎを起こした銃器マニアの巡査長補。さらに署の古株である副署長は管内の自殺を連続殺人だと信じて疑わない。ロヤコーノ自身もマフィアと内通した疑惑をかけられ、アグリジェントからナポリに飛ばされてきていた。しかし1件の殺人事件の通報が入ったことで、閉鎖されるはずだったピッツォファルコーネ署とその署員たちの運命は大きく変わる。ロヤコーノは信頼できる検察官のサポートを受けながら、一癖も二癖もあるメンバーたちと一緒に数々の難事件に挑む。
また、本作の魅力の一つとして、ナポリという都市を舞台にしたリアルな描写が挙げられる。ナポリの歴史地区は世界遺産にも登録されている有名な場所だが、富と貧困、伝統と現代が並置された状況が物語の中で頻繁に紹介される。犯罪が根付く暗い側面が描かれながらも、ナポリの美しい風景や建造物はもちろん、ナポリの食文化や地元料理も登場し物語に彩りを与え、南イタリアの伝統や文化を垣間見ることができる。
主演は、「トランスポーター2」「我が名はヴェンデッタ」などで知られる、映画、テレビで大活躍のイタリアの人気役者アレッサンドロ・ガスマンが演じる。
制作:2016年 イタリア/尺約110~125分×全6話/字幕版/原語:イタリア語/原題:THE BASTARDS OF PIZZOFALCONE
監督:カルロ・カルレイ 原作:マウリツィオ・デ・ジョバンニ
出演:アレッサンドロ・ガスマン(ロヤコーノ警部)、カロリーナ・クレシェンティーニ(ピラース検事補)、アントニオ・フォレット(マルコ・アラゴーナ)ほか
【インタビューVol.2】ファイナルシーズン直前!『ヴェラ~信念の女警部~』主演ブレンダ・ブレシン、原作者アン・クリーヴスインタビュー