海外ミステリーランキングを7冠制覇!「刑事フォイル」のアンソニー・ホロヴィッツの大ヒット推理小説を、原作者自身が脚本を手掛けて映像化した、アガサ・クリスティーへのオマージュに溢れた傑作英国ミステリー!
週刊文春ミステリーベスト10、ミステリが読みたい!、このミステリーがすごい!、本格ミステリ・ベスト10の各海外部門4冠の達成や、本屋大賞翻訳小説部門第1位に選ばれるなど、海外ミステリー小説の愛好家たちから高く評価され、日本、そして、世界で大ヒットした小説「カササギ殺人事件」の待望の映像化。しかも脚本を手掛けたのは、原作者であるアンソニー・ホロヴィッツ自身。「バーナビー警部」「名探偵ポワロ」「刑事フォイル」などテレビドラマの脚本も手掛ける彼だが、過去と現在、空想と現実が絡み合う入り組んだ物語を、原作の面白さを活かしながら、映像ならではの表現を取り入れ、みごとにドラマ化している。
人気作家アラン・コンウェイ役は、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でヴァリス役を演じたコンリース・ヒル、彼の担当編集者ミス・スーザン役は「ザ・クラウン」でマーガレット王女役を演じたレスリー・マンヴィル、そして、どこかポワロを彷彿とさせる、名探偵アティカス・ピュントを演じるのは、「刑事フォイル」の後半シリーズで強烈な印象を残したティム・マクマランという名優3人が演じる。
アガサ・クリスティーに対する愛を感じる“仕掛け”がところどころで散りばめられており、クリスティーのファン、そして、ミステリーファンにはぜひ見てほしい逸品である。
作家アラン・コンウェイは人気推理小説「名探偵アティカス・ピュント」シリーズの新作「カササギ殺人事件」を書き上げたばかり。担当編集者スーザンは社長のチャールズから預かった「カササギ殺人事件」の初稿を読み進めていた。読み進めるうちに最終章がないことに気付く。
小説の最終章を追い求めるスーザンと小説の中で事件の真相に迫るアティカス、現実と小説の中の事件が交互に進行していきやがて交差していく…。ミステリー好き、アガサ・クリスティーファンなら散りばめられたオマージュや仕掛けが楽しめる、ミステリーのプロが、ミステリーファンのために手掛けた珠玉の英国ミステリー!
制作:2022年 イギリス/尺:約60分×全6話/字幕版・原語:英語 原題:Magpie Murders
原作・脚本:アンソニー・ホロヴィッツ
出演:レスリー・マンヴィル(スーザン・ライランド)、コンリース・ヒル(アラン・コンウェイ)、ティム・マクマラン(アティカス・ピュント)ほか
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