ドイツが誇るクライムドラマの金字塔、ドイツ最長の伝説のミステリー「Tatort」シリーズのキール編!
寡黙な一匹狼気質のボロウスキ警部が、若き相棒とともに難事件を解決する!
1970年に旧西ドイツで制作されてから50年以上続く、ドイツ最長の長寿TVドラマであり、国民に最も愛されているクライムドラマ「Tatort」シリーズ(Tatort=日本語で「事件現場」の意味)。ドイツの各都市を舞台にしたTVシリーズで、本作は2011~2012年に放送されたキール編。「刑事ヴァランダー」シリーズで知られる北欧ミステリーの帝王ヘニング・マンケルの小説が基となったエピソードを含む4話を放送。
ボロウスキ警部はキール在住の寡黙で一匹狼気質の変わり者。口数の少ない孤独な人物として知られ、私生活に他人を介入させないようにしている。離婚したシングルファーザーであり、娘が一人いる。仕事では完璧主義者で、妥協を許さない。時代遅れな側面があり、携帯電話は持っているが滅多に使わないし、机の上にはコンピューターがあるがその前に座ることは少ない。他の捜査官が殺人犯を見つけるために現代のハイテクな方法や法医学に頼る一方で、ボロウスキは依然として昔ながらの捜査で事件を解決していく。
「Tatort」シリーズはドイツで国民的人気があり、家族で観たり、放送される夜にバーで集まって観たりする習慣があるという。放送時間帯は電話してはいけないという暗黙のルールまでもが存在するという、まさにドイツを代表する国民的ドラマである。
制作:2011~2012年 ドイツ/尺:約100~105分×全4話/字幕版/原語:ドイツ語/原題:Inspector Borowski
脚本:ザシャ・アランゴ ほか 監督:シュテファン・ヴァーグナー ほか
出演:アクセル・ミルベルク(ボロウスキ)ほか
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