2024年10月英国Channel5で放送された際、14年の歴史に幕を閉じる『ヴェラ~信念の女警部~』の後継者にふさわしく、手に汗握る刑事ドラマの特徴をすべて備えており、ヴェラと驚くほどよく似ている!とメディアで絶賛された最新作!「シェトランド」「ヴェラ~信念の女警部~」「アガサ・クリスティー 殺人は容易だ」の脚本家が脚本を担当したミステリーファン必見のドラマ。
エリスは、その絶え間ない仕事熱心さ、細部への法医学的なこだわり、人間の性格や動機に対する思いやりのある洞察力によって、類まれなキャリアを築き、名声を獲得した。「愛か、憎しみか、恐れか」が彼女の信条である。
謎めいた長期休暇から復帰したエリスは、旧友である警察上層部に説得され、再び現場に戻る。彼女の役割は捜査に行き詰った様々な警察署に捜査指揮官として派遣され、地元警察が手に負えなくなった事件の解決に協力すること。彼女の関与を快く思わない地元のベテラン刑事たちを説得し、味方につけ、解決すべき事件の捜査に没頭する。黒人女性警官であるエリスは、無視されたり過小評価されることに慣れているが、正義を貫く決意と、助けを必要とする人々への深い思いやりを持つ、一流の殺人捜査官だ。
3つのエピソードでそれぞれ違う警察署に派遣され、未解決の事件を粘り強く捜査し、解決へ導くエリスの活躍が描かれる。
厳格で、決断力に優れ、愚か者には我慢がならないエリスは、常に険しい表情を浮かべている。しかし深い思いやりと人間の弱さへの理解、つまり誰もが犯罪者になってしまう可能性がある瞬間があることを理解しており、犯罪者の心理を的確に見抜く洞察力を備えている。
警部エリスを演じるのはBBCの人気SFシリーズ「ドクター・フー」にも出演し、イギリスで最も権威があるとされているローレンス・オリヴィエ賞を3度受賞し、かつ、歌手としても有名なシャロン・D・クラーク。エリスの右腕となるハーパーは、TVシリーズ「アウトランダー」のチャールズ・スチュアート役で知られ、「探偵ミス・スカーレット」「バーナビー警部」にも出演しているアンドリュー・ガワーが演じる。
また脚本は「シェトランド」「ヴェラ~信念の女警部~」「ミステリー in パラダイス」を手掛けたポール・ローグ、最近では原作を現代的にリメイクした「アガサ・クリスティー 殺人は容易だ」を脚色したシアン・エジウンミ=ル・ベールが担当。ミステリーファン必見のドラマとなっている。
制作:2024年 イギリス/尺約105分×全3話 字幕版/原語:英語/原題:Ellis
監督:ニック・ハラン ほか 脚本:ポール・ローグ、シアン・エジウンミ=ル・ベール ほか
出演:シャロン・D・クラーク(エリス警部)、アンドリュー・ガワー(チェット・ハーパー) ほか
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