ミステリーチャンネルでは、『黒猫は見た！謎多きミステリーファン実態調査』と題して、メルマガ会員様向けにアンケートを行いました。
（お答えくださった会員の皆さん、ありがとうございました！！）

街はすっかりクリスマスムードですね。
ミステリードラマでも、クリスマスにまつわるエピソードが多く、ドラマを観ていても季節感を感じられてワクワクします。
ミステリーチャンネルの12月は、今年も、特集「アガサ・クリスティーからのXmasプレゼント」では、新番組初め、クリスティー作品を大特集。また、「シスター探偵ボニファス」のクリスマスSPもお届けします。

そこで今回は、クリスマスに関するアンケートを行いました。
クリスマスの過ごし方、好きなクリスマス関連のミステリー作品、クリスマスに起こった困ったエピソードなど、たくさんの方にご回答いただきました。困ったけれども今では良い思い出、といったほっこりするエピソードも多数寄せられました。
ぜひご覧ください。

●クリスマスは“家族と過ごす”

回答者の半数を上回る約75％が家族と過ごす、という回答でした。
イギリスやアメリカなど海外ではクリスマスと言えば家族で過ごすことが一般的ですよね。実際に、ドラマや映画の中でも家族で過ごすシーンがよく登場します。家族一緒に毎年恒例で映画を観たり、食事をしたり…。子供のころ、映画を観ながら海外のクリスマスに憧れました。

クリスマスには特別なことをする、という方は意外にも？少数派なようですが、特別なことの中では、おうちパーティーが最も多く、次いでプレゼントを贈る、映画やドラマを観る、カードを贈る…という順番でした。

その他の方の回答では、「ミサに与る」「飾りつけをする」といった回答も。

海外ですと、「アドベントカレンダー」でクリスマスを指折り数えて待つなど、クリスマスがとても重要なイベントとして捉えられているのもわかりますね。最近では日本でもお店で売られているのをよく目にするようになりました。

たまにはいつもと違ったクリスマスを迎えてみるのも良いかもしれません。

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●ケーキが4つ？！楽しいイベントにはトラブルがつきもの！

12月にミステリーチャンネルで放送する「シスター探偵ボニファス　クリスマスSP」では、クリスマスを迎える直前にボニファスが事件に巻き込まれ…というストーリーが展開することに倣い、楽しいイベントごとにはトラブルもつきもの…ということで、クリスマスにまつわる大変だったエピソードをお伺いしました。

“イタリア旅行に行った時に、クリスマス時期をヴェネチアで過ごしました。イブの昼過ぎに地元の人々が軒並み店を閉めて自宅に帰ってしまい、ショッピングも夕食もできず、25日は教会も信者のミサ専用となって、異教徒の我々は入れず・・と、行くところがない状態でした。宿泊ホテルのクリスマスターキーランチは美味しかったけれど、旅行者にとってイタリアのクリスマスは悲惨でした。（60代 女性）”

“クリスマスイブにウィーンに旅行に行ったら、14時過ぎにはほとんど店が閉まってしまい、夜開いているレストランを探してさまようはめに。最終的に入れたお店は日本食でした。（50代 女性）”

現地に行ってみないとわからないことは多いですよね。きっと同じような経験をしている方が多いのではないでしょうか。

“クリスマスケーキ、何時もお気に入りのケーキを買いますが、ある年、知人からホテルケーキの購入を頼まれました。結局大きなケーキが４個も集まるという大変な年がありました。みんなで頑張って頂きました。（70代 女性）”

“クリスマスケーキが被ってホールケーキ3つ。嬉しいハプニングでした。（40代 女性）”

それはそれは驚きですね。冷蔵庫にも入りきらないですよね！食べるしかない(笑)！とってもほっこりするエピソード、ありがとうございます。

“クリスマスイブが父の誕生日だったので、毎年クリスマスと父の誕生日を一緒にやっていました。ある年、父がシャンパンを開けたら蓋が蛍光灯に命中し、料理の上に飛び散った事がありました。懐かしいクリスマスイブの想い出です。（50代 女性）”

お父さまやりましたね！その後のことを想像すると、とても大変だったかと思いますが、とても濃い思い出、忘れない思い出を家族で持てるのは幸せなことですね。

そのほかにも、ご家族との思い出をいろいろいただいています。

“今から60年前私が10歳の時、田舎住まいだったせいもあり実際のクリスマスケーキを見たことがありませんでした。今は亡き母にケーキを作ってとお願いして作ってもらいました。なんと直径20センチもある2段重ねの苺クリームケーキでした。
あまりのうれしさに食べ過ぎてしまいました。翌日の終業式は欠席する羽目になりました。
ミステリードラマでケーキを焼くシーンが出ると母を思い出してしまいます。（70代 男性）”

お母様の愛がこもったケーキは格別ですね。

“今から60数年前のクリスマスの朝、目覚めてすぐさま枕元を見た。が、残念な事にそこには何も無かった。
「母ちゃん！何にも無い、サンタが来なかった！」
と泣きそうになった顔で告げると、それを聞いた母は、慌てて起き上り、枕元のタンスの上に背伸びして手を伸ばし、一つの綺麗に包装された箱を下ろし、「はい、これっ！」と手渡してくれた。
すぐさまその箱を開けると中にはサンタにお願いしてたプレゼントが…
そしてその時、ハッとして思わず呟いた、「母ちゃん、サンタはほんとはいないんだあーっ！」と！
その時母はしまった！と言いたそうな顔をしてた（70代 男性）”

サンタがいるかいないか、それに気づく瞬間は、突然やってくるものですね…！

“クリスマスの楽しいイベントには、時に予期せぬトラブルもつきものですね。例えば、ある年のクリスマスパーティーで、友人たちと一緒に過ごしていた時のことです。パーティーの途中で突然停電が発生し、真っ暗な中でみんながパニックになりました。幸い、キャンドルをたくさん用意していたので、すぐに明かりを確保できましたが、その後も電気が復旧するまでの間、みんなでキャンドルの光の中で過ごすことになりました。結果的には、キャンドルの温かい光がクリスマスの雰囲気を一層引き立て、思い出深い夜となりました。（60代　男性）”

何かを乗り越えると良いことがあると思えるエピソードですね。

皆様、素敵なエピソードをありがとうございました！
（全部ご紹介しきれないのが残念です、いつかまた、ご紹介させてください！）

●「クリスマスにはクリスティーを！」はあまり知られていない

ここからは一点、クリスティーのミステリ―界隈ならではの宣伝コピーについて。いったいどれくらいの方が知られているのか気になったのでお伺いしたところ、「知らない」が68％と多い結果になりました。ミステリーチャンネルではこの宣伝コピーに倣い、毎年恒例のアガサ・クリスティー特集を放送しています。
このコピーの由来については、早川書房様にインタビューしましたので、ぜひこちらの記事にてご確認いただければと思います。

＞＞“クリスマスにはクリスティーを！“の由来とは？今読みたいおすすめアガサ・クリスティー作品もご紹介【早川書房インタビュー】

●クリスマスにまつわるミステリー作品、一番好きなのは「〇〇〇のクリスマス」

クリスマスにまつわるミステリー作品で一番好きな作品をお聞きしたところ、やはりここでもクリスティーが多く見られました。

・「ポワロのクリスマス」
“ジャップ警部の奥様が編んだ手袋をプレゼントにもらって、自分の信条やスタイルもありつつ、「教会に行くときだけ付けることにする」と優しさを見せるところがポワロらしくて好きです。（60代 女性）”

・「クリスマスプディングの冒険」（「盗まれたロイヤル・ルビー」）
“盗まれた宝石がプディングに隠されてるというイギリスのクリスマスらしい設定が面白いし、これをキッカケにイギリスの伝統文化を知ることも出来たので（40代 女性）”

他には、

・シャーロック・ホームズの冒険「青い紅玉」
“出来心で宝石を盗ってしまった男をクリスマスだから見逃してあげる場面が普段はクールなホームズの人間味を感じさせ、ほっこりします。（50代 女性）”

・「クリスマスのフロスト」
“大好きなクリスマスの時期の雰囲気が、面白く大好きなフロストと一緒に味わえるからです。（60代 女性）”

なども。

クリスマスにまつわるミステリードラマ、ぜひお家でじっくり堪能したいものです。

以上がクリスマスに関するアンケート結果でした！

【調査概要】
調査対象 ミステリーチャンネル メールマガジン会員
調査期間 2024/11/7～11/18
調査機関 ミステリーチャンネル
調査方法 インターネット
有効回答数 882件

最後に

いかがでしたか？
今回は皆様から本当に様々なエピソードをいただき、大変うれしく思いました。皆様の貴重な体験談をありがとうございました。
ミステリーチャンネルでは、クリスマスの特集として「シスター探偵ボニファス」のクリスマスSPや、アガサ・クリスティー特集を放送します。こちらは毎年恒例なので楽しみにしてくださっている皆さんも多いかと思います。ぜひ、クリスマスはミステリーチャンネルをご覧いただき、お過ごしいただけたら嬉しいです。

※ミステリーチャンネルでの放送情報は、番組公式サイト、または、ミステリーチャンネル カスタマーセンターまでお問い合わせください。