ストーリーStory

第9・10話「ワルシャワの涙」
ニコラ(ジェローム・ロバート)とブルドー(マティアス・ムレクス)は、古い屋敷の捜査をすることになった。
手がかりのメモを頼りに捜査を進めるうちに、2人は秘密の地下室を発見する。そこで2人が見たものは、蜘蛛の巣をまとった一体のミイラだった。ミイラは、ある紋章が刻まれた杯を手にしていた。

今回の捜査は、60年前に忽然と姿を消してしまった検察官デュマについて、国王ルイ15世が興味を持ち、捜査を依頼したものだった。捜査を終えて家に戻ったニコラに、当時を知るノーブルクール(ジャン・マリー・ウィンリング)は、「デュマには毎週金曜に訪れてくる謎の黒い騎士がいたが、ある日の来訪を境に消息を絶ったのだ」と話す。

次の朝、サルティンヌ総監の迎えの馬車に乗り、2人はヴェルサイユに向かう。
しかし、謁見を許されたのはニコラだけだった。
国王から迅速な調査を称えられるニコラだったが、その場に同席していたのは、奇怪で神秘的な噂が数多くある錬金術師、サンジェルマン伯爵(トム・ノヴァンブル)だった。伝説となっていた事件があっという間に解決する決定的な情報を提供したことで、サンジェルマンは国王の信頼を得て、王妃が愛蔵する真珠の首飾り“ワルシャワの涙”のくすんでしまった輝きを取り戻す命令を受けることになるが…。

第11・12話「伝説の森」
アキテーヌに隠居するアラス伯爵(アラン・リボル)の跡継ぎであるシャルルが変死体となって発見された。
パリまで運ばれたシャルルの遺体は、サンソンの検死を受けるが、首を落とされ、脚は獣の咬み傷だらけで、とどめは心臓への刺し傷という凄惨なものだった。

気落ちするアラス侯爵をいたわるルイ15世は、シャルル変死事件の真相究明をニコラ(ジェローム・ロバート)に命ずる。サルティンヌ(フランソワ・カロン)やノーブルクール(ジャン・マリー・ウィンリング)に見送られ、ニコラは遠路アキテーヌまで出張することになった。

ブルドー(マティアス・ムレクス)、セマギュス(ヴィンセント・ウインターハルター)、サテン(カミーユ・ド・パズイ)も同行し、道行きは気心の知れた仲間たちと、のどかで愉快なものになるが、ニコラの命を狙うラングロワ一味が彼らの行方に不穏な影を落としていた。
また、到着したアキテーヌの主都ボルドーの有力者フロンサックは、ノーブルクールの紹介状があるにも関わらず非協力的で、ニコラに対して「野獣など存在しない」の一点張りだった。

野獣という唐突な存在に振り回され、ニコラとブルドーは途方に暮れる。
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