見どころ

進行役は助手のアーチー・グッドウィン。

ストーリーを進行していくのはアーチー・グッドウィン。
レックス・スタウトがネロ・ウルフシリーズを記した当時の推理小説は、主人公である探偵役の活躍を別の登場人物が書いたもの、という形式が主流であった。
この手法はアガサ・クリスティの「名探偵ポワロ」シリーズ(助手のヘイスティングス大尉)、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズ(助手のワトスン)でもお馴染みだ。
本作は、そんな原作の雰囲気をそのまま映像化し、アーチーの愚痴とも取れかねない思い入れたっぷりの語り口調で展開していく。


女嫌いのネロ・ウルフ

ネロ・ウルフの周りをとりまく人々は、助手のアーチー、専属シェフのフリッツ、いつも憎まれ口をたたくクレイマー警視正、蘭栽培の専門家セオドアと男性ばかり。

そう、ネロは筋金入りの女嫌いなのだ。
女性と同じ屋根の下に住むなんてもってのほか。第3~4話「容疑者が多すぎる 前・後編」で依頼人の女性が期間限定で部屋を求めた時も、アーチーは彼女の存在を隠すように接していたり、第7~8話「死の扉 前・後編」では、新たな蘭の専門家を求めて、めずらしく外出したかと思えば、その専門家に婚約者がいることを知り、一緒に住むことが条件だと告げられると難色を示す(とは言え、蘭のために譲歩してしまうネロなのだが・・・)。
そんな女嫌いのネロがどのように女性を観察し、女性に対して抱いている概念も本編の中で垣間見ることができる。ぜひお見逃しなく。
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