ストーリーStory

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 完全版」
月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエル・ブルムクヴィストは、大物実業家ヴェンネルストレムの違法行為を暴露する記事を発表する。
長年調査を重ねて発表した記事であったが、名誉毀損で訴えられ、有罪の判決が下ってしまう。すべてに疲れてしまった彼は、「ミレニアム」から距離をおく意味でも休暇を取ることにする。

同じ頃、ミカエルの身辺を調査する一人の若い女性がいた。彼女はミカエルの裁判を傍聴し、個人情報データを引き出すなど、詳細にミカエルについて調べていた。
彼女の名前はリスベット。調査会社ミルトン社の女性調査員で天才的なハッカーだ。

クリスマス休暇に妹を訪ねていたミカエルに、弁護士のフルーデという人物から1本の電話がかかってくる。「用件は、依頼人が直接話す。興味のある依頼内容だ」という話を奇異に感じながらも、ミカエルは依頼人が待つストックホルムの北に位置するヘーデスタの沖合いに浮かぶヘーデビー島へ向かうことに・・・。

依頼人は大企業グループ ヴァンゲル・グループの重鎮であるヘンリック・ヴァンゲル。
依頼内容は、実子のいないヘンリックが実の娘のように可愛がっていたハリエット・ヴァンゲルの失踪の真相を探ることだった。40年前に忽然と姿を消したハリエットを、「(グループの誰かに)殺されたのではないか?」と地道な捜索を続けてきたヘンリックだったが、老齢化し、ミカエルに捜索を依頼してきたのだ。
リスベットがミカエルを調査していたのも、この失踪事件の真相を探る人物にふさわしいかどうかの依頼を受けてのことだった。ミカエルは、自身も幼い頃に一緒に遊んだ記憶のあるハリエットの失踪事件に大きく心を動かされる。

第1話より



「ミレニアム2 火と戯れる女 完全版」
富豪ヴァンゲル・グループの少女失踪事件解決から1年。

ジャーナリスト ミカエル・ブルムクヴィストは、パートナーであるエリカ・ベルジェと共に発行責任者を務める社会派雑誌『ミレニアム』で、少女売春組織に迫った特集の準備を進めていた。
この特集の担当ジャーナリストは、情報を『ミレニアム』に持ち込んできたダグ・スヴェンソンと、その恋人ミア・ベルイマンだった。

一方、リスベット・サランデルは、少女失踪事件解決後1年間、誰とも連絡を取ることなく、海外を転々としていたが、ストックホルムに戻ってきていた。

ある日、ミカエルは旅行に行くというダグからの連絡で、特集に使用する写真や図版を受け取りに2人の家を訪ねるが、そこでダグとミアが無残に銃殺された姿と対面する。
やがて、捜査が進むと、殺害現場にビュルマン弁護士が所持し、リスベットの指紋が付いた拳銃が残されていたことが判明する。

第1話より

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