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ミレニアム 3部作 完全版
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見どころ
全世界でシリーズ4,500万部を突破した、大ベストセラー小説が原作
原作は、スウェーデン本国のみならず、世界40カ国以上で翻訳され、シリーズ4,500万部を売り上げた衝撃の大ベストセラー小説。第1作目「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」では、EU各国で書籍売り上げ第1位(Svensk Bokhandel調べ)を記録。
日本でも40万部を売り上げ、その人気や評価は高く、「2009年週刊文春ミステリー ベスト10(海外部門)」「ミステリが読みたい!2010年(海外部門、早川書房)」で第1位を獲得、また「このミステリーがすごい!2010年(海外編、宝島社)」でも、第2位を獲得した。
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スウェーデンの社会問題に真っ向から挑んだ意欲作
男女平等や社会福祉において、世界のあらゆる国をリードするスウェーデン。 近年日本ではファッションやインテリアでも注目されているが、一方で暗い影を落としている現実に目を向けているのがこの作品である。
「ミレニアム」シリーズに一貫するテーマは、女性への虐待。本編中に登場する、鼻ピアスに背中にタトゥーという特異な風貌の天才ハッカー リスベットもその被害者の一人だ。40年前に起きた少女失踪事件の真相に迫る第一級のミステリーとともに、謎めいたリスベットの暗い過去が垣間見え、シリーズを通して次第に明かされていくところは、本作の見どころのひとつとなっている。
処女作出版前に急死した"伝説"のベストセラー作家スティーグ・ラーソン
出版前年の2004年に、自らの成功を見ることもなく心筋梗塞によって世を去った原作者スティーグ・ラーソン。彼は、スウェーデン通信でグラフィック・デザイナーとして働き、その後、英国の反ファシズム雑誌「サーチライト」の編集に長く携わる。1995年には社会問題を調査、告発する政治雑誌「EXPO」を創刊し、編集長を務めており、この「EXPO」こそが本編で主人公が発行責任者を務める社会派雑誌「ミレニアム」のモデルであると言われている。ラーソンは女性問題や人種差別において強力なリサーチ力を持つジャーナリストとして活躍する傍ら、「ミレニアム」シリーズの執筆を始め、2004年に出版社と契約するも享年50歳という若さで急死する。
次第に明らかになるリスベットの衝撃的な過去
ある日、『ミレニアム』特集号として少女売春組織について調査していた担当記者が殺害される。
その現場に残されていたのは、リスベットの指紋が付いた拳銃だった。
まったく身に覚えのないリスベットと、リスベットの無実を信じるミカエルは、それぞれに事件の真相について調査を開始するが、この事件を追うことでリスベットの衝撃的な過去が次第に明らかになってくる。
リスベットは頭脳明晰で驚異的な調査能力をもつ天才ハッカー、類まれな能力を持ち、自己管理もできる人間でありながら、なぜ後見人がつかなければならなかったのか?前作「ドラゴン・タトゥーの女 完全版」の中で、フラッシュバックする少女が車の中にいる人物めがけてマッチを放り込むシーン、あの少女はリスベットなのか?そして車に乗っていた人物とは誰なのか?武装するかのようにパンク・ファッションに身を包む彼女が守り抜いてきたものとは何だったのか?
すべての謎がひとつひとつ明らかになる。
鼻や耳のピアス、パンク・ファッション、そして背中にあるドラゴンのタトゥー、人間的な感情をまったく表に出さず“冷たい”印象を受けるリスベット。しかし、過酷な現実を目の前に突きつけられても、潔いまでに闘いのスタイルを貫く姿は神々しいほどだ。
ジャーナリスト ミカエルと天才ハッカー リスベット、2人の対照的な調査方法
3部作を通してリスベットとミカエルの調査方法も見どころのひとつ。
第1作目「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 完全版」では、少女失踪事件についてミカエルとリスベットは共に協力し合い、2人で事件の謎を紐解いていった。
「火と戯れる女 完全版」「眠れる女と狂卓の騎士 完全版」では、『ミレニアム』記者殺害事件に端を発し、国家機密をも巻き込んだ巨大組織の謎を暴き出し、法廷ミステリーへと繋がっていく壮大な展開をみせていくのだが、ミカエルとリスベットはそれぞれに調査を進めることになる。
ミカエルの調査方法は、ジャーナリストらしく事件の関係者を探し出し、会って話を聞きだすことで情報をひとつひとつ積み重ね、分析していく。一方、リスベットは実力行使。拳銃を突きつけて脅したり、得意のハッキングで独自の調査を進めていく。調査の過程でミカエルとリスベットが協力し合って捜査することはおろか、顔を合わせることすらほとんど無いが、2人の調査結果は同じ方向へと進んでいくことになる。
孤島での少女失踪事件を共に調査し、築かれていた2人の強い絆も見逃せない!



