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クリスティのフレンチ・ミステリー
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ストーリーStory
フランス警察庁が誇る名刑事、ラロジエール警視は、今、まさに勲章を授与されようとしていた。そこに、1件の若い女性の絞殺事件の知らせが入り、叙勲はおあずけのまま、部下のランピオン刑事とともに、この事件の捜査に乗り出すことに。
被害者はカフェ店員のアリーヌという女性で、アンブルトゥーズの砂浜で殺害されていた。捜査にあたっていたラロジエールらは、アリーヌの遺体のそばで"ABCバス"の時刻表を発見する。その時刻表から、ランピオンはラロジエールに3日前に届いていた犯行声明文をゴミ箱に捨てていたことを思い出す。
やがて、ラロジエールのもとに"ABC"と名乗る人物から次の殺人を予告する怪しい手紙が届く…
それは、前回ランピオンがゴミ箱に捨てていた声明文と同じ"ABC"という人物からのもので、2日後の事件を予告するものだった。
第1話「ABC殺人事件」
母親殺しの罪で投獄されていたジャコ・バラグレーグという男が、獄中でフォークを喉に突き立てられて殺された。 その矢先、事件を担当したラロジエールのもとにペパンという男が会いにくる。彼が言うには、「母親殺害の犯行時刻にジャコを車に乗せたから、彼は無実だ」というのだ。
真相を追求すべく、2年ぶりに、事件の舞台となったバラブレーグ家を訪れるラロジエールとランピオン。ジャコが潔白だ、ということを家族に伝えるが、誰もが事件を思い出したくないのか意外にも迷惑顔であった。
4人の養子、家政婦、秘書、ジャコの先妻など、早速関係者の尋問が開始される。
誰が嘘をついているのか?真犯人は誰なのか?複雑な家庭環境の中で入り乱れる、それぞれの思惑。そんな中、新たな殺人が起こる…。
第2話「無実はさいなむ」
容疑者との銃撃戦でランピオンは負傷し、病院に担ぎ込まれる。ラロジエールは、ランピオンの静養のために、北フランスの風光明媚な村に連れていくことに…。 彼らを迎えたのは封建的な村人たちであり、なかなか心を開かなかったが、ラロジエールはある日孤独な少女ルイーズと知り合う。
そんな中、人々を中傷する匿名の手紙が村人たちに送りつけられる事件が起き、手紙は次第にエスカレートしていった。やがて、殺人事件が勃発する。
送り主は誰なのか、殺害の目的は?続いて起こる第2の殺人。
捜査を進めるうち、かつて村で起きた水死事故が浮かび上がり、ラロジエールは村の隠された秘密に迫っていく。
第3話「動く指」
バカンスで海辺の町を訪れたラロジエールは、ジョゼフィーヌという美女と出会い、心を奪われてしまう。彼女の邸宅に招かれた彼は、ジョゼフィーヌが命を狙われる現場に遭遇し、彼女の身を守るべく行動を開始する。
ジョゼフィーヌの周りを取り巻くのは、ひと癖もふた癖もありそうな者たちばかりだった。
やがて、彼女のいとこであるエレオノールが殺害される。エレオノール殺害の理由は何なのか?ジョゼフィーヌと間違えられて殺されたのか?
警察はジョゼフィーヌを安全な場所に避難させるが…
第4話「エンドハウスの怪事件」


