見どころ
1960年代イギリスの社会背景をリアルに再現。本国での人気の理由とは…?
イギリスで2007年4月から放送スタートした「孤高の警部 ジョージ・ジェントリー」。放送当初からマーティン・ショウ主演作ということで、各テレビ雑誌や新聞でインタビュー記事が大々的に掲載されるなど話題になった。それは初回放送時の視聴占有率にもあらわれ、その数字は約27%。続く放送エピソードにおいても、放送時間内における地上波チャンネル視聴占有率のトップを記録し続けている。
この人気の理由のひとつとして、1960年代のイギリスという時代背景が描かれているという点が挙げられる。
制作陣が最もこだわったのは、1960年代の再現だった。イギリスの警察システムや社会の慣習といったものが、人々がついていけないほどのスピードで変化を遂げた時代を、懐かしい思い出としてではなく、リアルに表現している。セットデザイン、衣装、メイク、ロケ地に至るまで綿密な調査を重ね、ひと気のない海岸や荒涼とした丘といった手付かずの自然が残る場所、学生が集まるジャズクラブなど細部に至るまでこだわりの姿勢が映像から伺うことができる。
当時を知る世代には自らの生き方とジェントリーの生き方を重ねて楽しめ、知らない世代にとっても新たな価値観を見出すことができるのだ。
徐々に信頼関係を築く、ジョージ・ジェントリー警部と若き相棒ジョージ・バッカス巡査部長
妻を失ったことで一度は刑事を退職することも決意したジョージ・ジェントリー警部。しかし、新しく赴任した地でバッカス巡査部長と出会い、ともに事件を追っていく中で、まだ任務を捨てるわけにはいかないと決意を新たにしていく。
一方バッカスは、地方の警察官であり、管轄区内ではトップの立場にいる男。早く昇進してスコットランドヤード入りを果たしたい彼は性急に事を進めるタイプで、年齢も捜査方法も異なるジェントリーの考え方をまったく理解できない。
そんな二人が徐々に信頼関係を築き上げていく。
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